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平成20年度(2008)日豪協会中部連絡会議 報告



中部連絡会議開催当日は、蒸し暑い日でしたが、太陽が顔を出す日となりました。
岡崎などを襲った平成二十年八月末大豪雨の悪天候が、うそのように晴れ上がり、
会場のポート・ビル玄関口の、日本とオーストラリアの両国旗が青空に映えていました。
20人から30人を予想していた参加者も最大の30名に達しました。


いつもは、一泊二日の観光を含んだゆったりとした会合ですが、
今回は、協会を取り巻く環境も、大きな社会変動の中にあり、
観光抜きの実質的な中味のある会合を目指してみました。
この素案は、ニュージーランド大使館で行われたシンポジュームのときに、
足立名古屋副会長や静岡大橋最高顧問などと協議し作成しました。
この会議が、みなさんのこれからの協会活動に少しでも貢献できたなら、
うれしい限りであります。ご理解とご協力に感謝いたします。
以下は、その報告です。




開催日時 平成20年(2008)8月31日 土曜   10時45分から16時30分

会場   オーストラリア記念館(四日市市)
   ポート・ビル(四日市市)

協力 四日市港管理組合  オーストラリア記念館  四日市市商業観光課

参加協会 7協会(後掲)

参加人数 30名

〔イベント次第〕

〔受付〕10時45分 オーストラリア記念館展示場

〔展示場とホール見学〕11時

黒宮吉彦館長から、記念館展示場(階上を含む)及び同イベント・ホールの案内・説明があった。
記念館の財政のきわめて厳しい現状がうかがわれた。

〔昼食会〕(正午  ポート・ビル十二階のレストラン‘ポートポート’)

〔歓迎のことば〕 坂井孝行(四日市港管理組合主事)

〔ランチョン・スピーチ〕「オーストラリアで使えるカーナビ」畠山義啓 (三重豪NZ協会理事;高田短期大学教授)


〔講演とミニ・スピーチ〕13時   ポート・ビル七階会議室

 司会 米倉芳周(三重豪NZ協会理事;松阪フレックスホテル総支配人)

「ちょっと一言」宮本忠 (三重豪NZ協会会長;東北公益文科大学大学院特任教授)


〔講演〕

「オーストラリアで出会ったローンボウルズ」小田洋之(日本ローンボウルズ委員会理事)


〔ミニ講演会〕(後掲)


〔四日市港望見〕15時30分   ポートビル展示場

四日市港とオーストラリア」(ビデオと案内)    坂井孝行(四日市港管理組合主事)

セントリアから離着陸する飛行機がみえるすばらしい眺望の中、港の案内と説明があった。
オーストラリアからの羊毛の輸入の激変とともに、
自動車の輸出が激変した情景を、視覚的にも確認できた。
国の重要港湾・四日市港湾も「量から質」への転換が迫られていることを実感した。

〔閉会〕16時30分
〔近鉄四日市駅などへ〕16時45分。17時22分  名古屋行き特急にご乗車。マイカーで家路へ。



決定事項:二年後、平成22年(2010)の日豪協会中部連絡会議の開催当番協会は
岐阜日豪協会にお願いする(全会一致)。岐阜協会(受諾)。

〔アイデア〕
講演やスピーチ、議論の中に、今後の協会活動のあり方について、アイデアがいろいろありました。
気づいたアイデアを数点記しておきます。
●協会活動も「量」から質」の時代に入った。
●国際交流協会などの中に入り、他種の国際団体と協働する。
●URL(ホーム・ページ)を充実・強化する。
●中部協会で共同イベントを挙行する。
●ディジュリドゥなど民族楽器やローンボールズなどの独自の文化や芸術、スポーツなどを発掘し、
これを目玉にして、独自性・個性あるイベントを開発する。
●会費について、一件一口とするより、一件一口以上とする方法もある。
●「オーストラリアから辺境」にある人々にとっても魅力あるかの国の情報を提供する。

〔ミニ講演会〕参加協会(アイウエオ順と報告者と「報告タイトル」
岡崎オーストラリア協会、岡崎ニュージーランド協会;
金原修平(会長他1名。金原修平「八月末大豪雨の見舞い謝辞と報告」

岐阜日豪協会;関谷巌事務局長 「岐阜日豪協会の活動」

静岡県日本オーストラリア協会;大橋千秋最高顧問他四名。
安田昭((オージー経営)。「延べ20年にわたるオーストラリアでのビジネスマン生活」

富山日豪ニュージーランド協会;田村美奈子事務局長他一名。
「飴本喜一(協会理事)「日豪交流三十年」

名古屋豪NZ協会;足立英雄副会長他一名。
小澤勝志事務局長「名古屋協会の豪NZ交流活動の一年」

浜名湖日豪協会;高見和佳副会長「浜名湖協会の今後(継続)(簗ヶ瀬会長のメッセージの代読)」

三重オーストラリア・ニュージーランド協会;宮本忠会長他14名。
立石雅彦(京都学園大学法学部長)「協会活動の辺境から(写真放映)

宮本由紀子理事「三重豪NZ交流親善の旅〜オーストラリア編」


以上



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